スイスの高級時計ブランド、ローマン・ゴティエは2025年8月28日から9月1日まで、東京・日本橋ホールで「ローマン・ゴティエTokyo エキシビション 2025」を開催いたしました。

この特別なエキシビションでは、2025年にブランド創業からの20年、時計製造に取り組み始めてから25年、そして50歳といういくつもの重要な節目を迎えたローマン・ゴティエ氏本人の情熱の歩みをたどり、スイスを代表する独立系メゾンのひとつが歩んできた創造性と技術の軌跡を心ゆくまで体感できる、またとない機会となりました。
創業者ローマン・ゴティエ本人も、会期5日間を通じて会場で来場者を直接出迎えました。熱心なコレクターや時計愛好家はもちろん、初めてブランドに触れる方にとっても、ゴティエ氏と間近に交流できる貴重な機会となったことでしょう。
4つのテーマで構成されたエキシビション

- ブランドの歴史と4つの自社製キャリバーを紹介したエキシビションエリア。最初に製造された<プレステージ>、GPHG受賞<ロジカル・ワン>、初の自動巻き<インサイト・マイクロローター>、構築的デザインの<C by ローマン・ゴティエ>を紹介。

- 限定モデルやスペシャルピースを含む現行コレクションの展示。また、今エキシビションで発表された、ローマン・ゴティエウォッチのオーナーだけが注文できる<C by ローマン・ゴティエ2025>の展示。
- ローマン・ゴティエの時計誕生の背景にある時計職人の情熱や技術の紹介。これには、手作業による仕上げ、エナメル装飾、そしてブランドDNAであるムーブメント仕上げが含まれています。

- ローマン・ゴティエカフェで東京にいながらスイスのおもてなしを。

ブランド哲学「進化する伝統」にそって開催されたエキシビションは、スイス高級時計の中心地ジュウ渓谷で始まった旅を記念しています。2005年に自身の名を冠したブランドを創設したローマン・ゴティエは、何世紀にもわたるスイスのサヴォワフェールと、未来志向で一切妥協を許さない姿勢を融合させ、卓越したタイムピースを生み出してきました。その作品は、目を惹くデザインや革新的な自社製ムーブメント、そして極めて高度な手仕上げによって高く評価されています。今日、ローマン・ゴティエの工房は、ムーブメントを一からすべて自社で製造できる数少ない独立工房のひとつとなり、高級時計における独創的なビジョンを実現し続けています。この自立した精神と卓越性への献身こそが、ブランドの20年にわたる成功を支えているのです。
Tokyo エキシビションの見どころ
ローマン・ゴティエコレクションとプライベートコレクション
10メートルに及ぶ美しいジュウ渓谷の風景が来場者を迎え、いよいよローマン・ゴティエの世界が始まります。まずローマン本人からのメッセージがゲストを出迎え、会場に入るとブランドの歴史や代表モデルの一覧が内照パネルで美しく紹介されています。


エキシビションエリアの4つのキャリバー別ブースでは、ローマン・ゴティエがこれまでに開発・製造したキャリバーを紹介。クラシカルなラウンドケースのプレステージ、ブランドを代表する複雑機構ロジカル・ワン、初の自動巻モデルインサイト・マイクロローター、そして現代的で大胆なデザインのC by ローマン・ゴティエです。
各ブースにはプライベートコレクションから14点を展示。その中にはエナメルダイヤルとバゲットダイヤモンドのインデックスを配したHMSのユニークピース、メテオライト(隕石)ダイヤルとムーブメントにエングレービングを施したロジカル・ワンのユニークピース、ケースからムーブメント地板、バックルに至るまでダイヤモンドやルビーをあしらったインサイト・マイクロローターなどが含まれています。
さらに今回、通常ジュウ渓谷の工房でしかご覧いただけないショールームコレクションも展示されました。中でも目を引いたのは特別なロジカル・ワン シークレットです。この唯一無二の作品は最高級時計製造の芸術にオマージュを捧げるもので、ジュウ渓谷の風景がグリザイユ技法のエナメル装飾で精緻に手描きされ、さらに緻密な手彫り装飾によって一層の美を纏っています。



ローマン・ゴティエの時計が誕生するまで
時計そのものだけでなく、ローマン・ゴティエならではの製造工程や職人技にも光を当てます。ローマン・ゴティエのすべての時計は、自社で原材料から部品を製作することから始まります。±2ミクロンの精度で成形された部品は、面取りやサテン仕上げ、エナメル装飾など、伝統的な技法でひとつひとつ丹念に仕上げられます。
ムーブメントはすべて手作業で組み立て・調整されます。宝石のセッティングから、ロジカル・ワンに搭載されるルビーを組み込んだフュゼチェーンの精緻な組み立てに至るまで、あらゆる工程を職人が手掛けます。数週間にわたる精度と信頼性のテストを経た後、すべての時計はローマン・ゴティエ本人による最終検査と承認を受けて出荷されます。
なかでもブランドを象徴するのが、他には例を見ない手作業による仕上げです。伝統的に受け継がれてきた緻密な職人技を展示パネルや部品サンプルを通じて紹介、さらに作業の様子を動画でじっくりとご覧いただきました。ブリッジや歯車の一つひとつに施されたポリッシュ仕上げの面取り面、光を柔らかく反射するサテン仕上げの地板、そして希少な伝統技法である自社製のグラン・フー エナメル文字盤など、手仕事の粋を知る機会となりました。
東京の中心で味わうスイスのホスピタリティ
この特別な体験をさらに印象深いものにするために、会場では時計とともにスイスのおもてなしをご用意しました。快適な空間「ローマン・ゴティエ カフェ」では厳選された7種のスイスワインとスイスチーズを提供。来場者はまるでジュウ渓谷に旅したような気分でお好みの時計について語り合う時間を楽しめました。これは細かいところまでこだわったブランドの温かいおもてなしの気持ちを表しています。
C by ローマン・ゴティエ 2025
このエキシビションで発表された「C by ローマン・ゴティエ 2025」は、ブランド創業20周年とローマン・ゴティエ自身が時計製造に取り組んでからの25年を記念するモデルです。希少素材のタンタル製ケースと18Kホワイトゴールド製ムーブメントを採用し、39.5mmのケースサイズには強靭さと気品が兼ね備えられています。
オープンワークのサファイア製ダイヤルからは、手仕上げによるホワイトゴールド製ムーブメントを見ることができます。また、ダイヤルにはオーナーへのメッセージが極めて精緻に刻まれており、ルーペを通してのみ確認できる仕様でミステリアスな雰囲気と特別感を高めています。
さらにムーブメントには新しい質感の仕上げが施され、伝統的な面取りやサテン仕上げと組み合わされることで、光の美しい効果を生み出します。コントラストを極めたこの仕上げはブランドの卓越した技を披露するものです。
この特別モデルはローマン・ゴティエオーナーだけに提供され、それぞれのファミリーネームが刻印されます。こうすることによって世代を越えて受け継がれる個人のヘリテージとなるのです。

商業と文化が栄える歴史的な場所、日本橋でのエキシビション
エキシビションの舞台となったのは日本橋。江戸時代から日本の重要な商業の拠点として栄え、今日に至るまで洗練と伝統の象徴となってきた場所は、ブランドの節目を祝うのにまさにふさわしい舞台です。ローマン・ゴティエの時計は10年以上にわたってタカシマヤ ウオッチメゾン 東京・日本橋で展開されていることから、日本橋は日本におけるブランド発展の物語の中心として重要な場所であり、その歴史を未来にむけて発展させるものです。
こうして開催された今エキシビションは、コレクターや時計愛好家を独立系の高級時計ブランドの魅力ある世界へと誘う機会となりました。





































